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次の米国長期金利のピークと、FX・米国債投資について

更新日: マーケット・経済の分析 ,

ドル紙幣

FOMC終了後に2017年末にかけて政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利が3.75%まで上昇するとの見通しが示されました。2015年末は1.375%、2016年末は2.875%、2017年末は3.75%と上振れました。

2015年中に4~5回の利上げ(1回当たり0.25%利上げ)が実施される可能性があります。今後の債券投資についてまとめます。


非伝統的金融政策の経済への影響については諸説ありますが、利上げが経済に悪影響である点については議論が少なく大多数のコンセンサスがあります。

したがって、もちろんFRBとしてはイエレン議長が述べたように「利上げのペースは経済次第」であり、経済情勢によっては利上げが棚上げとなる可能性もあるでしょう。インフレ率は落ち着いているので金融引き締めを急ぐ理由はありません。

しかし、大局的にはいよいよ米国の金融政策は引き締め方向に舵が切られており、次のリセッションの前にある程度高い政策金利を確保しにいく方向です。

金利のピークでできる限り長い長期債に投資するのが債券投資に際しては望ましいです。

iPhoneに映る夕日

私は現在、FXでドル円のロングポジションを持っています。国内債券は0%です。2012年12月に作ったポジションを2年近く維持しています。なぜ債券ではなくFXかというと、大局的には金利が上がっていくという考えがあったのと、FXはレバレッジがかけられるため、資金を有効活用できるからです。

例えば1000万円分のドル円のエクスポージャーを持ちたい場合(ドル円を買いたい場合)、債券だと1000万円を投資しないといけませんが、FXだと例えば400万円の証拠金を入れておけば(レバレッジ2.5倍)、残りの600万円を株式・トレーディング・IPO・PO・TOB・タダ取り等に活用できます。

レバレッジ2.5倍だと36%近く下落しない限りはロスカットされません。短期間でここまでドル円が暴落する可能性は低いですし、市場で急速に円高が進む場合はファイナンスしてすかさず入金すればロスカットを回避できるため、緊急時のファイナンスの手段を確保しておけば問題ありません。

同一の証券会社に株式口座とFX口座を開設しておくと、両口座間でスムーズにリアルタイムで資金移動できるため、アラームを設定しておけばロスカットリスクは低くなります。

つまり、ドル円の場合はレバレッジ2.5~3倍程度であればロスカットのリスクは低いため、例えば1000万円分のドル円をロングしたい場合は600~667万円を有効活用できます。

しかしながら、債券市場がピークアウトする場合(金利が頂点に達する場合)は、長期債を保有しておくと、その後に金利が下がった場合は債券価格が上がりますし、下がらない場合でもトレーディング等と比べるとリスクが低い債券投資の妙味がある状況です。

今後、米国の金利が上昇していき、ピークアウトするような場面になった場合は、FXのドル円ロングを解消して、米国10年債等の長期債に乗り換えようと考えています。

手を舐める猫

ではどこまで米国10年債の金利が上昇するのか?です。

これまでは、米国10年債の金利が直近のボトムから2.5%前後上昇すると、何らかのショックや金融危機、リセッション等が勃発して株価・金利がピークアウトすることが多かったです。

直近のボトムは2012年7月25日の約1.43%です。1.43%+2.5%=3.93%という数字が一応の目安になります。

10年債利回り等の長期金利は、長期資金の需要・供給の市場メカニズムの中で決まります。理論的には、期待インフレ率(将来の物価変動)、期待潜在成長率、リスクプレミアム、将来の短期金利の推移(将来の金融政策)に対する予想などが影響を及ぼします。

米国の期待潜在成長率はかつてと比較すると低下していると思われ、期待インフレ率も落ち着いています。米国は依然として超大国で経済のダイナミズムがあり、リスクプレミアムはゼロに近いままで変わりありません。

米国の将来の短期金利は、余程のインフレ昂進やバブル発生がない限りは低めに抑えられるはずです。金利上昇は経済に明白に悪影響で政府債務も増加している状況下、日本同様に米国も金利は低位安定させるのが望ましいです。

したがって、米国10年債のピークは以前と比較すると低くなると考えます。

根拠に乏しいドタ勘となりますが、以上を総合考慮して、米国10年債の次のピークは、ズバリ3.5~4.5%程度になる可能性があると想像しています。米国10年債利回りが3.5%を超えた場合、数度に分けてFXのドル円ロングを解消して米国10年債等の長期債に乗り換えようと考えています。

3.5~4.5%であれば、現在はPO等に回している資金の一部を移すのに妙味が出る利回りです。その時の為替レート、長短金利差の動向によっては、FXでドル円をショートして、為替リスクをヘッジして金利差を抜くことも検討します。

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