2015年12月17日から、クレジットカードの楽天カードに、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の機能が追加されました。
既に楽天カードを持っている人としては、既存の楽天カードを楽天ポイントカード機能付きの楽天カードに切り替えることができるかが気になりますね。
切り替え方法、手数料、カード番号が変わるか否かについてまとめます。
楽天カードに楽天ポイントカードが標準搭載
楽天カードは年会費無料で、1.0%の基本還元率にて楽天ポイントが貯まります。
利用可能店舗が最大級の電子マネー・楽天Edyにチャージできます。Edyチャージ時の還元率は0.5%。ちなみにEdyチャージで最も還元率が高いのはリクルートカード(VISA/Mastercard)です。
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo等で1ポイントから1ポイント単位で使えます。楽天トラベル・楽天GORAは100ポイント以上です。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、出光などのリアル店舗でも使えます。
ユニークな使い道としては、楽天証券で楽天ポイントを使って投資信託を買うこともできます。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
その他、楽天カードの詳細については、以下で精緻に分析しています。
2015年12月17日から楽天カードに、楽天ポイントカードの機能が搭載されるようになりました。家族カードにも楽天ポイントカード機能を付帯することができます。
楽天Edyを付帯することもできます。クレジットカード、共通ポイント、電子マネーが三位一体となったカードに進化しました。1枚のカードで3つの機能を使えます。
お財布に入れるカードを減らすことができ、様々なシーンでザクザクと楽天ポイントを貯められます。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。今後も対応サービスが拡大していくことが期待できます。
楽天PINKカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天カードアカデミーにも同様で標準搭載されます。
ゴールドカード・プラチナカード相当のプレミアムカードである楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードにも搭載されます。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。
手数料・カード番号の変更
2015年12月17日以降に楽天カードを発行した方に届く楽天カードには、楽天ポイントカード機能が搭載されています。
ここで気になるのが既存の楽天カードの保有者は、楽天ポイントカード機能付きの楽天カードに切り替えることができるのかですね。
結論は可能です。3~7営業日を目処に住所に届きます。しかし、1,000円(税抜)の切替手数料が発生してしまいます。これは痛いですね。。。
複数枚の家族カードを切り替える場合は、家族カード1枚ごとに切替手数料1,000円(税抜)がかかります。
楽天カードには標準搭載されたので、有効期限が切れて新しい楽天カードが送られてきた際には、楽天ポイントカード機能付きのカードに切り替わると予想していました。
当初は楽天ポイントカード機能が無い楽天カードの更新カードには、楽天ポイントカード機能は付帯されていませんでしたが、2016年4月になってからは更新カードは一体型に切り替わりました。
2016年4月に有効期限を迎える楽天カード会員から、楽天ポイントカード機能を無料で付帯した更新カードが届きます!
更新前に一体型にしたい場合は、お財布に入れるカードの枚数を1枚減らすのに、1,000円(税抜)支払うかという選択になります。
新しいカードが到着するまでの間も、現在お持ちのカードは引き続き利用できます。カード番号(16桁)は切り替え後も変わりません。
カード番号が変わると諸々の手続きが必要になる場合があり、そういう場合は面倒なことこの上ないので、カード番号が変わらないのはナイスですね!
ただし、Edy機能付き楽天カードを持っている場合は、Edy番号は旧カードと異なる番号になります。
以前のカードにチャージされたEdyを新しいカードに移行・引き継ぎすることはできません。現在のカードのEdy残高は使い切ってから破棄しましょう。
楽天ポイントカード機能付きカードに切り替える方法
手元にある楽天カードを、楽天ポイントカード機能付きの楽天カードに切り替える方法は簡単です。
本カード会員は会員サイト「楽天e-NAVI」から手続きができます。家族カードの切り替えの申込みは、ネットではできません。楽天カードコンタクトセンターに電話すればOKです。
本カード会員の場合、「楽天e-NAVI」にログインします。トップページの下の方の「各種お申し込み」の欄にある「楽天ポイントカード機能付き楽天カードへの切替」を選択します。
すると、楽天ポイントカード機能付き楽天カードへの切替お申込みの手続きに進みます。注意事項を読んで、「切替手数料のお支払いに同意して確認画面へ進む」を選択します。
手数料が発生することがかなり強調されています。
女性向け付帯オプションがある楽天PINKカードも、楽天カードからの切り替えは1,000円(税抜)の手数料がかかります。
しかし、2016年1月27日時点では、切替手数料が無料になっていました。切替画面に進んだら無料と表示されていました。
楽天ポイントカード機能付きカードも、登場からしばらく経過したら無料になる可能性があるかもしれません。期待します。
更新カードについては、2016年4月更新のカード会員から、更新された楽天カードは楽天ポイントカード機能が付帯します。