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日本株・日経平均等のインデックスはどこで下げ止まるのか?

更新日: マーケット・経済の分析

濃霧

8月下旬の株価暴落以降、短期で急速に戻りましたが、再度下落してしまいました。

急落後は、リバウンド→二番底→再反発というのがよくあるパターンです。

どこで日本株・日経平均等のインデックスは下げ止まるのか。


9月4日(金)は安値は8月下旬に安値を下回りました。まだギリギリでダブルボトムというチャートを死守しています。以下チャートは楽天証券マーケットスピードです。

日経平均日足チャート(2015年4月13日~9月4日)

ここを明確に割ると直近安値を割ったことになり、チャーチストの損切りが出てくるところです。

次の節目としては、24ヶ月移動平均線や、異次元緩和2後の急騰後の揉みあい局面があった17,000円弱くらいが想定されます。

日経平均週足チャート(2013年10月11日~9月4日)

日足と週足のボリンジャーバンドは既に-2σ近辺であり、月足の-2σは17,173円です。17,000円近辺まで下落したら、日足・週足・月足がトリプルで-2σとなります。

2009年以降はこの局面で押し目買いしたら例外なく報われてきました。ただし、リーマン・ショックに至る2007~2008年の急落局面では傷を広げる結果となってしまいました。

日経平均月足チャート2007年5月31日~9月4日)

やはり大局的な下落トレンドへの転換なのか、それとも上昇トレンドの一時的な押し目かの判断が極めて重要となってきます。

ファンダを見てみると、日経平均の2016年3月期の予想EPSは約1,252であり、PERが2010~2013年の平均から標準偏差-1σだとPER13.7倍となり、17,104円です。

PER 予想EPS-10% 16年3月期予想EPS 予想EPS+10%
リーマン前ピーク 23.8 26,808 29,787 32,766
2013年4月 23.4 26,369 29,299 32,229
節目 20.0 22,538 25,042 27,546
標準偏差+2 18.9 21,275 23,639 26,003
標準偏差+1 17.1 19,315 21,461 23,607
10-13年PER平均 15.4 17,354 19,282 21,210
標準偏差-1 13.7 15,393 17,104 18,814
標準偏差-2 11.9 13,432 14,925 16,417
2008年10月 9.5 10,739 11,932 13,126

ファンダメンタルに変化がないと仮定するならば、8月下旬に述べたのと同じように、17,000円台前半が下値の目処となります。

問題はファンダの変化が起こっているかです。株価はファンダに先行して動く場合がほとんどです。

2008年もPERは世界的に12~13倍近辺まで下落して「割安」という話になりましたが、結局は株価の下落にファンダが追いつく形となりました。

昨今の株価下落で2007年と今は雰囲気が似ている、天井ではないかという声も増えてきました。

前回の上昇トレンドは、2003年~2004年の急騰→2004年~2005年の横ばい、2005年~2006年の急騰、2006年の20%近い下落、2007年にかけての再上昇→天井という流れでした。

今回の上昇トレンドは、2012年末~2013年の急騰→2013年~2014年の横ばい、2014年~2015年の再上昇、2015年の15%近い下落(現段階)となっています。

日経平均月足チャート2003年1月31日~9月4日)

チャートだけならば今は2007年というよりも2006年に似ていると感じます。2006年は量的緩和の解除がありました。今回は米国の利上げが近づいています。

世界経済が暗転するか否かを正確に予測するのは極めて難しい(前回は正確に予測できた人はほぼ皆無)ため、最終的には一定のベットが必要になります。

個人的には上昇トレンドの押し目という見解に変わりはありません。米国の利上げ前の反落局面という認識です。

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