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ECB理事会(2015年1月)で歴史的QE決定!コンセンサス以上の緩和でユーロ安へ

更新日: マーケット・経済の分析

5ユーロ・10ユーロ紙幣

2015年1月22日にECB(欧州中央銀行)の政策金利が発表されます。金利は下限と述べているので、更なる利下げの可能性は限りなく低いです。ハイパーインフレのトラウマに覆われているドイツがドンのユーロ圏で、いよいよQE(量的緩和)が開始することが予想されています。

ユーロ円、ユーロドルがどう動くかに世界中が熱く注目しています。ユーロの予想について述べます。


ユーロドルは下値抵抗の節目として意識されていた1.2を明確に割ったことで、長期下降トレンド(ユーロ安・ドル高)に入ったという意見が増えてきました。パリティの1ユーロ1ドルまでいくという意見も多いです。チャートはSBI証券のものです。

ユーロドル過去10年のチャート

ユーロ円に関しては、まだ上場トレンドにおける一調整的なチャートです。

ユーロ円過去10年のチャート

ドラギECB総裁は、「諸々の措置の規模・速度・構成を変更するための技術的な準備段階にあり、この点で理事会は全会一致している」と述べています。オランド仏大統領は、ECBは国債購入を決定するだろうと述べています。欧州司法裁判所の司法官は、OMT(ECBの国債購入スキーム)についてEU条約に合致しているとの意見を表明しました。

ECBが歴史上初めてQEを開始するのはほぼ確実です。ただし、投資不適格のギリシャとキプロスの国債は、ユーロ圏全体ではなく、各国の中銀が保有することになる可能性があります。

ECBの歴史的QEの余波でスイスは無制限為替介入の撤廃に追い込まれました。

金融市場では、ECBのQEは、6000億ユーロ程度になるのではないかと囁かれています。スイスが世界を揺さぶった破天荒な行動を採ったことから、ECBのQEもわが日銀の異次元緩和と同様にサプライズになるのではという観測も一部であります。

金融市場では「噂で買って事実で売る」というのはよくありますね。事実、ユーロはQEの期待・思惑で大きく下落してきました。市場ではかなりの大きなユーロ・ショートのポジションが構築されていると考えられています。いずれ買い戻されるポジです。

ユーロドル過去1年のチャート

5000億程度のQEではほぼ織り込み済みとなり、ユーロが一時的に反発すると予想します。7500億や1兆ユーロだとサプライズ感があり、更なるユーロ安が進む可能性があります。

逆に万が一QEが見送られるようだと、一時的にユーロが大きく反発する可能性があると予想します。

以上を総合考慮すると、QEはほぼ予想の範囲となり、QE発表後は、「事実で売る」となり、ショートポジションの巻き戻しがあるような気がしています。

こういう場合はどちらに動くを予想するのではなく、動いた方についていくというストラテジーが一般論としては好まれます。予想を当てるのも大事ですが、市場の流れについていくことも大事です。

2015年1月22日の21時45分は要注目です。昼間に仕事している方も参戦しやすい時間帯であり、明日は日本中でミセス・ワタナベ、ミスター・FXが熱いワンナイトカーニバルを過ごしそうです。

私自身の行動としては、明日の発表後に動いた方について行こうとしていたところ、170億円のカリスマトレーダー、生ける伝説、CIS氏がユーロ買いとの情報が飛び込んできました。

※追記:CIS氏はその後、ほとんどポジションはクローズしたそうです。

提灯でユーロ円、ユーロドルを少々ロングしてみました。明日の21:45を楽しみに待ちます。1月25日にはギリシャの選挙があり、慌ただしいですね。

ギリシャの選挙後は再び混乱でユーロ安という意見が多いです。ただ、ギリシャが軟化してドイツ等との間で間を取ってシャンシャンが妥結した場合は、大きな反発がある可能性はあるでしょう。

大局的にはユーロ安が進むと思われますけれども、コンセンサス以上でない限りはそろそろ一反発があってもおかしくないかなと予想します。

ECB理事会では、量的緩和(QE)を決定しました。購入額は月額 600億ユーロです。理事会直前に内部情報としてされていた「月500億ユーロ」を上回る規模です。

ギリシャ債券も条件つきで購入対象となります。

2016 年 9 月までオペが継続され、更にその後もオープンエンドであることを示しており、市場のコンセンサスを上回りました。

ECBのQEは市場のコンセンサスを上回っており、インパクトは大きいです。ECB のバランスシートは1年で1.39倍となり、FRBのQE3月と同じ規模です。日銀の異次元緩和は下回ります。

国債、政府機関債の購入は ECB 出資比率に応じて行われます。マイナス金利の商品も購入対象とされ、ドイツも含めユーロ圏債券利回り全体に低下圧力がかかります。

ユーロドルは当面は軟調な展開が続き、1ユーロ1ドルのパリティが視野に入っています。

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